赤字の場合法人税は発生する？

法人税は、法人が生み出した利益について発生します。そのため、赤字の場合は、利益が発生していないため、法人税の支払いはありません。

赤字は、最大10年間、翌年度以降に繰り越すことができます。税務会計上、繰り越した赤字を繰越欠損金として扱うことで、黒字額と相殺し、法人税を節税することができます。
たとえば、1億円の赤字を出した場合、10年の間ならば、分割して黒字額と相殺できます。そのため、10年以内に赤字分の黒字を出せば、すべて相殺できる可能性があります。

法人税の支払い時期は、年に2回あります。まず、事業年度開始から6か月を経過した日から2か月以内に、中間申告分の支払いをします。そして、事業年度終了日の翌日から2か月以内に、確定申告分の支払いをしましょう。支払いが遅れてしまうと、延滞税を払う必要が出てくるので、注意が必要です。

税務相談についてお悩みの際は、ソフィア税理士法人までご相談ください。当事務所は、東京都目黒区、渋谷区、世田谷区、新宿区高田馬場、埼玉県、神奈川県、千葉県を中心にご相談を承っております。顧問税理士、決算書作成、税務調査、会社設立、融資・事業戦略などの税務相談はもちろん、生前贈与や遺言書、相続税申告、生前対策など、相続に関する問題も、お任せください。豊富な知識と実績を最大限に活用し、最適な提案をいたします。